投影同一視とは?なぜあの人は「わざと」傷つけるのか?攻撃者の心理と心の軸のつくり方

2026年08月19日

はじめに:わざと傷つけてくる人に悩むあなたへ

あなたの周りに、わざと嫌がらせをしたり、傷つくと分かっている言葉を投げかけたりする人はいないでしょうか。「性格が悪いから」「相手の問題だから気にしなければいい」と思うかもしれませんが、人を傷つける行動の奥をたどっていくと、それだけでは説明できない心の動きが見えてくることがあります。

人を傷つける行為を考えるときにまず確認したいのは、本当に「わざと」なのかという点です。人の感じ方には違いがあるため、相手に悪意がなくても受け手が傷つくことはあります。しかし今回取り上げるのは、そうした受け取り方の違いではなく、相手が嫌がることを分かったうえで、意図的に傷つけるような言動や行動です。

「自分が悪いから傷つけられたわけではない」と状況を整理し、適切な対応を選べるようになるためにも、わざと傷つけてくる人の心理状態を理解しておきましょう。

【執筆者】

綿貫カウンセラー養成スクール株式会社綿貫智香

綿貫カウンセラー養成スクール株式会社
代表兼講師

綿貫 智香

作業療法士(OT)、キャリアコンサルタント
量子・感情エネルギー変換メソッド®認定講師、DiSC認定講師他

「現実に変化を起こすカウンセラー」として多くの受講生から支持され、リピート指名多数。
自身が副業から自宅サロン経営を成功させたビジネスの知識・ノウハウを駆使し、幸せで豊かなカウンセラーを増やすため、カウンセラー起業・独立開業支援に力を入れている。

この記事のポイント

  • 「わざと」の嫌がらせを見極める判断基準がわかる
  • 攻撃してくる人の心理をタイプ別に理解できる
  • 「投影同一視」という心理メカニズムの仕組みが読み解ける
  • 繰り返し同じ目に遭わないための具体的な対処法がわかる
  • 自分が「相手役」に選ばれにくくなる、心の軸の育て方が学べる

第1章:わざと傷つけてくる人を見極めるには

まずは、相手がたまたま傷つくような言動をしてしまったのか、それとも「わざと」傷つけてきているのかを判断することが大切です。以下のポイントに照らし合わせてみましょう。

わざと傷つけてくる人を見極める5つのチェックリスト図解

あなたの状況はいくつ当てはまりますか?

  • 過去の失敗やコンプレックスをあえて蒸し返してくる
  • 嫌がらせや不快な言動が継続・反復している
  • 人前や密室など「場面」を意識して計算している
  • 落ち込む姿を見てほくそ笑む・ニヤリとする
  • 話し合いや抗議をしても無視・自己正当化する

過去の失敗やコンプレックスをあえて蒸し返す

相手が、あなたの気にしていることや過去の傷を知ったうえで、何度も話題にする場合は要注意です。本人が嫌がっていると知りながら蒸し返しているなら、単なる思い出話ではなく、わざと攻撃している可能性が高いといえます。

嫌がらせや不快な言動が継続・反復している

一度だけの失言や失礼な態度であれば、無自覚だった可能性もあります。しかし、同じような皮肉、無視、否定が何度も続くなら、たまたまとは考えにくくなります。

人前や密室など「場面」を意識して計算している

あえて大勢の前で失敗を指摘し、恥をかかせようとする人もいれば、反対に二人きりのときだけ陰湿な言葉を使う人もいます。目撃者がいない場所を選び、閉鎖された空間であなたを支配しようとしている可能性があります。

落ち込む姿を見てほくそ笑む・ニヤリとする

悪意がなければ、相手が傷ついたと分かった時点で「そんなつもりではなかった」と謝るのが普通です。落ち込む様子を見て満足そうな顔をしたり、さらに傷つく言葉を重ねたりする場合は、嫌がらせである可能性が高いでしょう。

話し合いや抗議をしても無視・自己正当化する

「その言い方は傷つくのでやめてください」と伝えても態度を改めず、「冗談なのに」「あなたが気にしすぎだ」と責任を押しつけてくる人もいます。聞く耳を持たず攻撃を正当化してくるようであれば、距離を取る、第三者へ相談するといった対応が必要かもしれません。

第1章のまとめ|「わざと」を見極めることが対処の第一歩

これらのポイントに複数当てはまる場合、それは偶然の行き違いではなく、相手側の意図的な行動である可能性が高いといえます。次章では、なぜそうした行動に至るのか、攻撃者側の心理をタイプ別に見ていきましょう。

第2章:なぜ人を攻撃するのか?タイプ別の深層心理

人があえて相手の嫌がるような攻撃をする理由はさまざまですが、ここでは攻撃者の心理を大きく5つのタイプに分けて見ていきましょう。まずは5つのタイプの特徴を一覧で確認し、気になるタイプから詳しく読み進めてみてください。

タイプ1
自己愛過剰タイプ

自己愛過剰タイプのイメージイラスト

プライドが高く、実は見捨てられるのが怖い

心の奥にあるもの:無価値感・恥

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タイプ2
被害者ポジションタイプ

被害者ポジションタイプのイメージイラスト

「自分は悪くない」と陰で攻撃する

心の奥にあるもの:ため込んだ怒り・孤独感

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タイプ3
お試し行動タイプ

お試し行動タイプのイメージイラスト

わざと困らせて愛を確かめようとする

心の奥にあるもの:見捨てられ不安

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タイプ4
反社会的支配タイプ

反社会的支配タイプのイメージイラスト

罪悪感がなく、人をコントロールしたがる

心の奥にあるもの:共感性の乏しさ・支配欲

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タイプ5
内なる怒りの外在化タイプ

内なる怒りの外在化タイプのイメージイラスト

自分のイライラを人にぶつけてスッキリする

心の奥にあるもの:抱えきれない自己否定

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タイプ1:自己愛過剰タイプ(プライドが高く、実は見捨てられるのが怖い)

このタイプは、自分が正しく周囲より優れているという立場に強くこだわり、わずかな指摘でも自分の存在を否定されたように感じて激しく反応します。根底にあるのは本当の自信ではなく無価値感や恥であり、幼少期にありのままを認められた経験が少ないと、成果や優越感で自分の価値を保とうとすることがあります。部下の小さなミスを必要以上に叱責してくる上司は、過去に自分が親から厳しく否定された痛みを、別の相手との関係で再現しているのかもしれません。

タイプ2:被害者ポジションタイプ(「自分は悪くない」と陰で攻撃する)

「自分ばかり損をしている」「周囲は誰も分かってくれない」と考え怒りをため込むタイプです。直接不満を伝えず、皮肉、無視、陰口などで相手を攻撃することがあります。優しい人ほど「私がもっと配慮すれば怒らなかったのでは」と考え、相手の感情に巻き込まれがちですが、あなたには相手の不満をすべて解消する責任はありません。

タイプ3:お試し行動タイプ(わざと困らせて愛を確かめようとする)

誰かと親しくなりたい一方で「どうせ嫌われる」「最後には裏切られる」という不安を抱え、「本当に好きならこれくらいして」と相手を試すタイプです。必死に謝ったり要求に応えたりするとターゲットにされてしまうため、気持ちは受け止めつつ、脅しや攻撃には応じない姿勢が必要です。

タイプ4:反社会的支配タイプ(罪悪感がなく、人をコントロールしたがる)

他人の痛みに関心が薄く、自分の利益や欲望のために嘘、威圧、操作を使うタイプです。相手が泣いたり苦しんだりしても罪悪感を持たない場合すらあるため、「話せば分かってもらえる」という期待をしすぎず、慎重な対応をとることが大切です。

タイプ5:内なる怒りの外在化タイプ(自分のイライラを人にぶつけてスッキリする)

自分の中にある怒り、恥、劣等感、自己否定を抱えきれず、他人へ押しつけるタイプです。本人は「相手が悪いから怒っている」と考えていますが、実際には自分の内側にある感情を相手に感じさせることで処理している場合があります。こうした心の動きを読み解く鍵が、次章のテーマである「投影同一視」です。

第3章:投影同一視とは何か

投影同一視とは、自分の中にある受け入れがたい感情を他人に映し出し、さらに相手がその感情や役割を実際に表すように仕向ける心の防衛メカニズム(防衛機制)です。これによって相手との関係を構築し、自分の感情を処理しようとします。

こうした現象は、乳児と親の間にもしばしば見られます。赤ちゃんは「お腹が空いた」「不安だ」「怖い」といった気持ちを自分で理解して言葉にすることができないため、泣いたり暴れたりして不快感を親へ投げかけます。親が「お腹が空いたのね」「怖かったのね」と受け止めることで、子どもは少しずつ自分の感情を理解できるようになります。しかし大人になっても自分の感情をうまく扱えない場合、他人を使って感情を処理しようとすることがあるのです。

投影同一視が進む5つのステップ

ここでは、職場でよくある「上司と部下」の関係を例に、投影同一視がどのように進んでいくのかを順番に見ていきましょう。

投影同一視が進む5つのステップのフローチャート図解

STEP1:内なる恐怖・自己否定の発生

「自分は無能なのではないか」「人から価値がないと思われるのが怖い」といった感情が生まれます。本人としては認めたくないため、大きなストレスを感じます。

不安を抱える上司のアイコン上司(心の声)本当は自分こそ、この仕事が務まっていないのではないか……。

STEP2:他者への感情の投影

自己否定を認める代わりに、部下へ「お前は役立たずだ」「ミスばかりしている」と攻撃しだします。自分が自分へ向けている否定を、相手の問題として扱うのです。

部下を責める上司のアイコン上司こんなこともできないのか。君は本当に使えないな。

STEP3:相手の巻き込みと感情の現実化

否定され続けた部下は萎縮し、自信を失います。質問をするのが怖くなり、実際にミスが増えることもあります。ここで上司の自己否定は部下の姿として現実化し、相手に「無能な人=自分」の役割を演じさせることになります。

部下(心の声)また怒られる……。確認したいけれど、質問するのも怖い。萎縮する部下のアイコン

STEP4:攻撃の正当化

部下のミスを見た上司は「ほら、やはりお前は無能だ」と考え、自分自身の問題を部下の問題として確定させ、「無能なのだから厳しく言って当然だ」と攻撃を正当化します。

攻撃を正当化する上司のアイコン上司ほら、やっぱりミスした。これだけできないんだから、厳しく言われて当たり前だろう。

STEP5:共依存と関係性の固定化

同じやり取りが続くと、一方が感情をぶつけ、もう一方がその役割を引き受ける関係が固定化されます。攻撃される側は疲弊しながらも「私がもっと頑張らなければ」と離れにくくなります。

部下(心の声)悪いのは私だから、もっと頑張らないと。ここを離れる資格もない気がする。疲れきった部下のアイコン

ここまでのポイント

  • 攻撃の出発点は、攻撃した側が抱えきれなかった感情にある
  • 相手は「その感情を映し出す役」を演じさせられている
  • 役割を引き受け続けると、関係が固定化してしまう

つまり、あなたが実際に「できない人」だから責められているとは限りません。ここを切り分けられると、必要以上に自分を責めずに状況を見直せるようになります。

身近で起きる具体例(モラハラ夫婦・職場いじめ)

夫婦間でも投影同一視はしばしば起こります。本当は「自分は何もできない人間なのではないか」と恐れている夫が、その感情を妻へ向け、「お前はバカだ」「だらしない」「何をしてもダメだ」と言い続けたとしましょう。否定され続けた妻は心身ともに疲れ、やがて家事や判断が思うようにできなくなります。すると夫は「ほら、やはりお前は何もできない」と言い、攻撃をさらに強めます。出発点は夫自身の自己否定でしたが、妻を巻き込み無力な役を演じさせることで「問題があるのは妻だ」という現実をつくり出しているのです。

投影同一視が起こる理由

投影同一視が強く表れる人は、幼少期に感情を受け止めてもらう経験が少なかった可能性があります。「困ったときは誰かに助けてもらえる」という安心感がなく、否定や抑圧が続いて恥や罪悪感を強く植えつけられると、自分の感情を抱える力が育ちにくくなります。その結果、大人になっても苦しい感情を自分で処理できず、他人へ映し出してコントロールしようとします。ただし、生育環境に理由があったとしても、他人を傷つけてよいことにはなりません。

第4章:投影同一視に巻き込まれないための対処法とは

重要なのは、人から攻撃されたときにどのように対処するか、あるいはそもそも攻撃の対象にならないためにはどうしたらいいかということです。ご自身を守るために、以下を実践してみましょう。

自分の感情に気づく(メタ認知と「実況中継」)

嫌な言葉を投げかけられると怒りや悲しみが一気に押し寄せますが、そのまま反応すると相手のペースに巻き込まれます。自分の状態を一歩引いて見るメタ認知が大切で、「今、私は責められて混乱している」「相手は私を怒らせようとしている」と、心の中で実況中継するように状況を言葉にしましょう。

心の境界線(バウンダリー)を引き「アイ・メッセージ」で返す

相手が「あなたが悪いから私は怒っている」と言っても、その怒りは相手の感情であり、どう受け止めるかはあなた自身で決められます。「あなたは間違っている」と返すのではなく、「私はその言い方では話を続けられません」と、自分を主語にして伝えましょう。実際の会話でどう変わるのかを見てみます。

Before:相手を主語にした返し方(ユー・メッセージ)

相手

君がちゃんとやらないから、こっちが迷惑してるんだよ。

あなた

そんな言い方をするあなたのほうが間違っています。

→ 主語が「あなた」になると、相手は責められたと感じて反撃し、言い争いが長引きます。

After:自分を主語にした返し方(アイ・メッセージ)

相手

君がちゃんとやらないから、こっちが迷惑してるんだよ。

あなた

私は、その言い方では話を続けられません。どこを直せばよいか、具体的に教えていただけますか。

→ 感情は相手に預けたまま、自分の状態と要望だけを伝えるため、攻撃の受け皿になりにくくなります。

お試し行動や挑発には乗らない

「もう別れる」「私のことなんてどうでもいいのでしょう」と言われて慌ててなだめ続けると、お試し行動が成功体験になってしまいます。「それが本心なら受け止めます。ただ、本当に伝えたいことは言葉で話してほしい」と返し、相手の感情は否定せず、攻撃による要求には応じないことが大切です。

単なる無視ではなく「物理的・心理的距離」を取る

反応しないことでさらに強く攻撃して関心を引こうとする人もいます。連絡手段を限定する、同席を避ける、会う頻度を減らすなど物理的な距離を取りましょう。

精神的DVやパワハラ、いじめの域に達している場合は、記録や録音を残して第三者、相談窓口、弁護士などへ相談してください。

第5章:巻き込まれない自分をつくる|心の軸を育てる

第4章の方法によって問題が解決すればいいのですが、違う相手・場所でなぜか似たような支配関係が繰り返されることがあります。そのときに必要なのは、自分がどのような場面で相手の感情に巻き込まれ、どのような役割を引き受けているのかを丁寧に振り返ることです。相手を変えることだけに解決を求めると、相手の態度によって人生が左右されます。自分の心を扱い、愛着を安定させられれば、相手の評価に関係なく行動を選べるようになります。

なぜ自分が「相手役」に選ばれてしまうのか

投影同一視には、感情を映し出す相手が必要です。攻撃者は、感情をぶつけたときに大きく動揺する人を見つけると、同じアプローチを繰り返すことがあります。自分の気持ちより相手の機嫌を優先する人、責められるとすぐに謝る人、嫌われることを強く恐れる人は、攻撃者の感情を引き受けやすい傾向があります。これは優しいことが悪いという意味ではなく、被害を受けている人が意図的に攻撃を招いているわけでもありません。職場の上下関係や経済的な依存、孤立など、逃げにくい環境によって関係が固定される場合もあります。

自分の心を癒やし、揺さぶられない「心の軸」を作る

根本的な解決は、自分の中にある怒り、悲しみ、自己否定、罪悪感、嫉妬、劣等感を、他人へ押しつけずに扱えるようになることです。まず「起きた事実」「相手の評価」「自分の感情」の3つを分けて考えましょう。先ほどの上司と部下の関係に照らし合わせてみるとこのようになります。

事実・相手の評価・自分の感情を3つに分ける思考整理の図解

① 起きた事実

提出した資料の数字が間違っていた

誰が見ても同じように確認できること

② 相手の評価

お前は何をやらせてもダメだ

相手の主観であり、事実ではない

③ 自分の感情

恥ずかしい、腹が立つ、怖い

感じてよいもの。良し悪しはない

このように分けると、「ミスがあったこと」と「自分に価値がないこと」は別だと分かります。実際に嫌な出来事があったときは、次の表に書き出して整理してみてください。

起きた事実 例)提出した資料の数字が間違っていた。
相手の評価(相手が言った言葉) 例)お前は何をやらせてもダメだ
自分の感情 例)恥ずかしい、腹が立つ、怖い
事実に対して、次にできること 例)ミスの原因を考える。資料を提出する前に再確認する。

次に、「人に嫌われたら終わり」「役に立たなければ愛されない」といった自分の中の思い込みを見つけ、「相手が私をどう評価しても、私の価値は変わらない」という現実に合った考え方へ置き換えていきましょう。自分の価値を自分で認められる人は、攻撃者が期待するような反応を返さないため、投影同一視の相手役になりにくくなります。たとえ相手の言動を変えられなくても、これからご自身がどのように生きるのかは選べます。ご自身の人生の主導権を取り戻すことが、いちばん強い解決策です。

まとめ:人をわざと傷つける人への理解と対処

わざと人を傷つける言動には、その人自身が抱えきれずにいる恐れや自己否定が隠れていることがあります。投影同一視という仕組みを知ると、相手の攻撃が「自分に落ち度があったから起きたもの」ではないと整理でき、必要以上に責任を背負わずに済みます。

大切なのは、相手を変えようとし続けることではなく、自分の感情に気づき、境界線を引き、距離を取るという選択肢を自分の手に取り戻すことです。攻撃の理由が分かれば対処法も見えてきますし、心の軸が育つほど、相手の言葉に揺さぶられる時間は短くなっていきます。

どのような環境に置かれても、これからどう生きるかは、あなた自身の意図と選択によって決められます。今日気づいたことを一つでも実践しながら、ご自身を守り、大切にする関係を選び直していきましょう。

自分の感情を扱い問題解決する手法は2日目の動画で詳しく解説しています。

映像でさらに理解を深めたい方へ

この記事の内容は、動画でも詳しく解説しています。文章では伝わりにくい表情や声のトーン、具体的な事例のニュアンスもあわせて確認いただけますので、ぜひご覧ください。(2025年7月5日公開)

よくある質問(Q&A)

人をわざと傷つける人は、反省して改心することはありますか?

可能性はゼロではありませんが、多くの場合、本人が「自分の内側の問題を相手にぶつけている」と自覚しない限り行動は変わらないと回答します。周囲が説得しても、攻撃を正当化する仕組みが働くため受け入れられにくいのが実情です。相手の変化を待って耐え続けるより、まずはご自身の安全と心の状態を守る対応を優先してください。

職場や家庭など、どうしても離れられない相手にはどう対処すべきですか?

物理的に離れられない場合でも、心理的な距離は取れると回答します。会話を業務連絡だけに絞る、二人きりの状況を避ける、感情的な話題に踏み込まないなど、接点を最小限にする工夫が有効です。あわせて、言われた内容や日時を記録に残し、上司や人事、公的な相談窓口、弁護士など第三者へ早めに相談しておくと安心です。

なぜ自分ばかり嫌がらせに遭ったり、ターゲットにされたりするのでしょうか?

攻撃者は、感情をぶつけたときに強く動揺したり、すぐに謝ったりする相手を選ぶ傾向があると回答します。ただし、これはあなたに責任があるという意味ではありません。自分の気持ちを後回しにする癖に気づき、「事実」と「相手の評価」を切り分けて受け止められるようになると、相手が期待する反応が返らなくなり、ターゲットにされにくくなっていきます。